閉会式

2013年11月4日 瀬戸内国際芸術祭2013 閉会式 

瀬戸内国際芸術祭実行委員会 会長 香川県知事 浜田恵造 挨拶

 

総合プロデューサー 福武總一郎[公益財団法人福武財団理事長] 挨拶

 

2013年11月4日 瀬戸内国際芸術祭2013 閉会式 

瀬戸内国際芸術祭2013 閉会式 その2

 

ひとこと

 

島を元気に

お年寄りの笑顔

瀬戸内国際芸術祭2013

 閉会式

グランドフィナーレ

 

次回は 瀬戸内国際芸術祭2016

 

Setouchi Triennale 2016

 

瀬戸内国際芸術祭2013は3月から春夏秋の各会期を経て

春夏秋の各期間中とも 各島は大いに賑い。

 

2013年11月4日に グランド・フィナーレとなった。

 

■閉会式 パルコキノシタ「男木学校」校長

 

閉会式では 男木島 の パルコキノシタ 「男木学校」校長(アーティスト「昭和40年会」)が 仮想の 「男木学校」が 来春には 休校中の学校が 本当に再開する という 嬉しい報告をすると 会場から 大きな拍車歓声が湧き上がった。

 

 

人口減少の過疎と高齢化の進行に苦しんでいる島々も

 少なくとも 会期中は

島を元気にし、島の お年寄りの笑顔をとりもどす ことができたが、島外から芸術家 来場者など 大勢訪れても、やはり 芸術祭の主役は 島の人々。

 

今回は 2010年に続き 2回目の開催ということで 島が元気になる きっかけを この芸術祭で島の人々もつかんできて 島々も 少しづつ 明るい変化があらわれてきたような気もした。

 

■島のよさ

 

島に上陸すると なんとなく時間が止まったような ゆったりとした 時の流れの感覚をあじわう ことができる。慌ただしい 都会生活ではとても味わえない感覚だ。 

 

パルコキノシタ氏もいうように 島では 雑念を 気にすることもなく ゆったりとした気持ちで島のよさを 再認識してみるのがいちばんいい。

 

トリエンナーレで次回は3年後だが この間も 「ART SETOUCHI」として 活動は継続される。

 

こうした活動を通して 瀬戸内の島々のよさが見直され  島に あかるい光が 当たるように 期待する次第だ。

 

■ パルコキノシタ

「瀬戸芸のお客さんは皆慌ただしく短い時間で数多く作品を鑑賞し、次に移動するそうです。作家もそういう客を意識した手短な展示を考えたりするのが妥当でしょう、しかし本当の芸術鑑賞はゆっくりとした時間の中にある。

そう思うお客さんがたとえ千人に一人しかいなかったとしてもそんな人の為に校長の椅子を用意しました。 

実際に歴代校長が座っていた椅子と、芸術の考察書。思わず風景などを見て、のんびりとしたくなるインスタレーションする、それが芸術の本棚の真意です。」パルコキノシタ 芸術の本棚 コンセプト