2016年

4月

08日

スタンプラリー ?

時間が止まったような 感覚!

 

瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)も 2010年 2013年 2016年と 回数を経て 

作品数も ぐっと増えてきました。

 

船や バスの時間を気にして 島々を あわただしく ぐるっと スタンプラリーするのでなく

 

時間が止まったような 感覚が味わえる 瀬戸内のよさを味わいながら 

じっくり 島々を 巡る ほうが ずっと おもしろいです。

 

 

 

「瀬戸芸のお客さんは皆慌ただしく短い時間で数多く作品を鑑賞し、次に移動するそうです。 

作家もそういう客を意識した手短な展示を考えたりするのが妥当でしょう、しかし本当の芸術鑑賞はゆっくりとした時間の中にある。----」パルコキノシタ(男木校長)2013

 

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2013年

11月

07日

瀬戸内国際芸術祭2013グランド・フィナーレ

瀬戸内国際芸術祭2013は3月から春夏秋の各会期を経て

春夏秋の各期間中とも 各島は大いに賑い。

 

2013年11月4日に グランド・フィナーレとなった。

 

■閉会式 パルコキノシタ「男木学校」校長

 

閉会式では 男木島 の パルコキノシタ 「男木学校」校長(アーティスト「昭和40年会」)が 仮想の 「男木学校」が 来春には 休校中の学校が 本当に再開する という 嬉しい報告をすると 会場から 大きな拍車歓声が湧き上がった。

 

 

人口減少の過疎と高齢化の進行に苦しんでいる島々も

 少なくとも 会期中は

島を元気にし、島の お年寄りの笑顔をとりもどす ことができたが、島外から芸術家 来場者など 大勢訪れても、やはり 芸術祭の主役は 島の人々。

 

今回は 2010年に続き 2回目の開催ということで 島が元気になる きっかけを この芸術祭で島の人々もつかんできて 島々も 少しづつ 明るい変化があらわれてきたような気もした。

 

■島のよさ

 

島に上陸すると なんとなく時間が止まったような ゆったりとした 時の流れの感覚をあじわう ことができる。慌ただしい 都会生活ではとても味わえない感覚だ。 

 

パルコキノシタ氏もいうように 島では 雑念を 気にすることもなく ゆったりとした気持ちで島のよさを 再認識してみるのがいちばんいい。

 

トリエンナーレで次回は3年後だが この間も 「ART SETOUCHI」として 活動は継続される。

 

こうした活動を通して 瀬戸内の島々のよさが見直され  島に あかるい光が 当たるように 期待する次第だ。

 

■ パルコキノシタ

「瀬戸芸のお客さんは皆慌ただしく短い時間で数多く作品を鑑賞し、次に移動するそうです。作家もそういう客を意識した手短な展示を考えたりするのが妥当でしょう、しかし本当の芸術鑑賞はゆっくりとした時間の中にある。

そう思うお客さんがたとえ千人に一人しかいなかったとしてもそんな人の為に校長の椅子を用意しました。 

実際に歴代校長が座っていた椅子と、芸術の考察書。思わず風景などを見て、のんびりとしたくなるインスタレーションする、それが芸術の本棚の真意です。」パルコキノシタ 芸術の本棚 コンセプト

 

 

 

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2010年

11月

06日

海は島と島をつなげている

離島?


いいえ、海があるから繋がっている。


海は しまと しまを隔てているのではなく、
海は島と島をつなげている。


海は 陸地と陸地をつなげ、人と人をも つなげている。

2010年

11月

03日

芸術祭後の島

祭りのあとで


瀬戸内国際芸術祭2010年7月19日(海の日)-10月31日(日)。この期間中、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、犬島、大島の各島は大勢の方で賑わった。


 祭りが ほんの一過性の線香花火のようなもので、花火が消え、静けさを取り戻すのだけになるもいいが、今度の芸術祭のおかげで、あらためて島の将来をしっかり考えるきっかけになったと思う。


実際、瀬戸内の島々の先行きを考えると、高齢化など島嶼部のかかえる諸問題は あいかわらず深刻で、祭りのあとでこそ、これから先、島の活性化に地道な取り組みが求められる。


芸術祭の余韻が冷めぬ間に祭が終わった後の、島々をいくつか巡って検証してみることにした。

 

芸術祭後の島